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Softbank(ソフトバンク)から格安SIMにMNPで乗り換える場合

各種大手キャリア回線を借りて提供される携帯電話通信サービス「格安SIM」。
ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリア回線と比較して利用価格が安いことが最大の魅力です。
各社のように、全国規模で細かい支店網を持たずに営業していることがほとんどのためコストを大幅に削減できることで実現しています。
先日、ソフトバンクの大規模な通信障害を受けて約1万人に上るユーザーが同社との契約を解除したと報道されました。
今回は、この機会にソフトバンクから格安SIMへ乗り換えてコストを節約してみようかなという現ソフトバンクユーザーの方に向けて、
格安SIMへ乗り換えるにあたっての注意点や方法について解説していきます。

格安SIMにMNPで乗り換える前にチェックする!ポイント1:違約金の確認

お使いのソフトバンク端末をいつ契約されたか、端末代金の支払いが済んでいるかによっては、格安SIMへの乗り換えにあたって違約金が発生してしまいます。
一般的には、違約金の金額は1万円程度に設定されています。そのほか、端末代金の割賦支払途中などであった場合には一気に残額が請求されることがあるので注意が必要です。
契約更新月もしくはその1か月後以内(2年以上の契約タイプ限定)で、なおかつ、端末代金の支払いが済んでいれば違約金がかからず安心して乗り換えできます。
契約更新月の確認は、契約時の書面やユーザーサイト「MySoftBank(契約・オプション管理)」でチェックすることができます。
お電話の場合には、ソフトバンクのスマホ/ガラケーから157、もしくは0800-919-0157(9:00〜20:00)へ問い合わせることで、違約金と更新月の確認が行えます。

契約更新月がまだ先の場合

「つい最近、契約更新月が過ぎたばっかり」
そんな場合には、格安SIMを利用した場合の月額料金と比較した場合の料金差異を考えると、次の契約更新月を待つよりも、違約金を支払って乗り換えたほうがトータルで年間コストが安くなる場合がほとんどでしょう。これ以降に述べる格安SIM契約で使えなくなること、不便になることについて問題がない場合には、思い切って乗り換えるというのも賢明な選択でしょう。

MNP制度ってなに?電話番号はどうなるの?

MNP制度とは、それまでに使用していた電話番号を違う通信会社へ乗り換えた場合にでも使えるようにする制度のことです。
つまり、格安SIMへ乗り換えたとしても、いままでと同じ電話番号を使用するという契約になります。
利用にあたってはMNP予約番号の取得(解約時にソフトバンクなど店舗で手続き)、MNP手数料(3240円程度)が必要となります。
家族や友人、会社の人などにいちいち電話番号変更の連絡や登録変更の手間をかけさせずに済むため便利な制度です。
この解約時などに、ユーザーの解約を阻止するため行われているのがコジ割(乞食割引)とよばれるポイントサービスなどです。
ただ、これを機にソフトバンクなどキャリア回線契約には戻る気はないという方にとっては、長期的に考えて無視しても問題ないものとなっています。

次章からは、格安SIMへの乗り換えで使えなくなるキャリアサービスなどの注意点について解説します。

ポイント2:キャリアメールが使えなくなる

格安SIMに乗り換えた場合には、ソフトバンク回線契約の解約によって~@softbank.ne.jpといったキャリアメールアドレスは使用できなくなります。
Googleが提供するGmailや格安SIM回線業者が提供していれば、そのメールサービスを利用してメールアドレスを新規に取得することになります。
ほかにも、Yahoo!メールなど無料のメールサービスが多数存在しているのでお好みのものを選ぶとよいでしょう。
ただ、AndroidOS端末であればGoogleアカウント作成時にGmailアドレスも一緒に作成していたり、iPhoneであれば、Appleアカウント作成時に一緒に~icloud.comというメールアドレスを作成されているかたも多いため、それらにメールも乗り換えることで対策が可能です。
ちなみに、キャリアメールアドレスをメインのメールアドレスにしていた場合には、銀行や証券会社などの各種サービス、友人、知人らへの連絡や登録内容の変更手続きが必要になるでしょう。また、キャリアメールへのメール送信にあたって格安SIM提供のアドレスや無料のメールサービスのアドレスは、迷惑メールとして扱われてしまう可能性があります。
迷惑メールのフィルタリング変更やブロック解除を相手にお願いする必要が生じる可能性があります。

ポイント3:LINEのID検索が利用できない

LINEのID検索利用では契約キャリアによる年齢認証が必要でしたがソフトバンク解約によってこれが不可能になるためID検索が利用できなくなります。
※格安SIM業者のなかでは、LINEモバイルであればID検索が利用できます。
LINEで相手を登録する場合には、「QRコードリーダー」や「ふるふる」を使用することになります。
遠隔地にいる相手の場合には、「自分専用のURL」発行を行って相手に登録してもらう方法があります。
LINEアプリで「その他」ー「友だち追加」-「招待」-「招待方法(E-mail)」-相手のメールアドレス選択ーGmailなどのメーラーを選択と進みます。
そうして作成される招待用メールの中に表示されるQRコードの上に「自分専用のURL(http://line.me~)」が表示されるため確認することができます。

ポイント4:使う端末(スマホ)を選ぶ

LINEでのID検索使用不可やキャリアメール使用不可、キャリアのような家族割引などがない、もしくは少ないことについて特段大きな支障はないよという方は、いよいよ具体的な乗り換え計画に移っていきます。
格安SIM契約を行うと通常、選択していなければSIMカードなどのカード類だけが送付されてくることになります。
そのSIMカードがお持ちのスマホで使用できるかどうか、契約前に格安SIM提供元のホームページで対応機種一覧などから対応状況を調べておきましょう。
同時にSIMロックが解除されているかも確認しましょう。
SIMロックとは、特定のSIMカードでないと動作しないよう機能制限がかけられた状態のことをいいます。
乗り換えによる割引サービスを悪用した即時転売などを防止するため契約直後はSIMロック解除不可能とされていることも多いのも特徴です。
ただし、契約後数か月の利用継続があればSIMロック解除手続きが行えるようになっています。
ソフトバンク店舗やお問い合わせで事前に確認しておくとよいでしょう。通常は、SIMロック対象機種であれば解除を行ってくれます。

現在利用中のiPhoneを利用したい場合

iPhoneをそのまま格安SIMカードに差し替えて使い続けたいという場合でも、SIMロックを解除でき格安SIM業者ホームページなどで対象機種となっていれば使用が可能です。
iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone XでSIMロック解除対応モデルであれば店舗などでロック解除をしてもらえます。ただ、ソフトバンクユーザーで注意したいのは、購入時の「一括購入割引」の条件で「SIMロック解除可能な日時を契約から101日目」とされている場合があります。よって、購入したばかりのユーザーが格安SIMに乗り換える場合には十分な確認が必要です。

MNP(番号そのまま)予約番号を取得

MNP(ナンバーポータビリティ)制度は、番号そのままで乗り換えできる制度のことをさします。
利用にあたっては、予約番号取得と乗り換え時の手数料(3000円程度+消費税)が必要となります。
ソフトバンクユーザーであれば、店舗などでの端末の解約手続き中やユーザーサイト「MySoftBank」でも取得することができます。
「設定・申込」-「設定・変更」-「契約者情報の変更」-「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」-「番号ポータビリティ(MNP)予約(予約番号の発行)」と進むことで簡単に取得することができます。受付時間は、午前9時から21時30分となっています。
また、お電話でも取得することができます。携帯電話からは「*5533」、固定電話などからは「0800-100-5533」、受付時間は午前9時から20時までとなっています。
なお、取得したMNP予約番号の有効期限は15日となっているため計画的に取得するようにしましょう。

MNPを取得する時の注意点

キャリア変更する際に現在使用している電話番号を引き継げるMNPを利用する人も多いです。
引き継ぎが出来て便利な反面、注意するべき落とし穴も存在します。
今後MNPをする時の注意点について説明していきます。

MNPをする為には予約が必要

MNP(正式名称モバイルナンバーポータビリティー)を行う為には現在契約中のキャリアへMNPの予約を行わないといけません。
MNPをしていない状態でキャリアを解約すると解約前に使っていた電話番号は使われていない物となり、新しいキャリアには新規に発行した電話番号が与えられます。
そうなってしまうと解約前に使っていた電話番号で登録していたサービスや連絡網等を設定し直さないといけない手間は必ず発生します。
設定し直しが嫌で、今の電話番号も継続して使いたいならMNP予約は必ずしないといけません。

MNP予約はキャリアショップかキャリアのHPしか出来ない

MNP予約はMVNO(格安SIM)含め、どのキャリアでもキャリアショップかキャリアのHPのどちらかでMNP予約をする事が出来ません。

MNPを予約する際には以下の物も必要になります。

  • MNPしたい電話番号
  • 身分証明証(免許証や住民票等)

これらを持参せずにMNP予約は出来ないので、必ず用意しないといけません。

MNPで引き継ぎ出来る物は電話番号のみ

MNPの正式名称はモバイルナンバーポータビリティーと少し触れましたが、モバイルナンバーとあるように引き継ぎが出来るのは電話番号だけになります。
他のキャリアサービスやコンテンツのデータ引き継ぎは不可能です。

例えば大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が提供しているキャリアメールはMNPでの乗り換え後に、乗り換えた先でのキャリアで継続して使う事が出来ません。
大手キャリアへの乗り換えなら新たにキャリアメールが作れますが、MVNOへと乗り換えた場合はキャリアメールサービスを用意していない業者が殆どです。
新規キャリアメールは作れないので、メールを使いたければGmailやYahoo!メール等のフリーメールを新規に取得するしかありません。

メールに関連して注意したいのがメールアドレスをキャリアメールのままで設定しておいた状態だとパスワード再設定の際にメールはキャリアメールの方に届き続けるので確認する事が出来ません。
特にLINEや銀行等の大事なパスワードを再設定したい時程大問題になるのでキャリアへ乗り換える前にキャリア関係なく使用可能なフリーメールのアドレスに設定し直す等の準備が必要です。

他にも動画や音楽等の有料コンテンツも契約した状態のままだとMNPで今のキャリアを解約しても、コンテンツの支払先は前のキャリアのままになるので請求は続きます。
解約している以上は支払いたくても出来ず、コンテンツ先からすれば未払いの状態になるので強制退会もしくは自宅宛に請求書が送られてくる事もあります。
コンテンツのデータもMNPでは引き継ぎは出来ないので契約しているコンテンツは全部一旦解除してMNP後に再契約、決済方法をキャリア決済以外に変更等の手続きをしないといけません。

保有ポイントの引き継ぎも出来ない

dポイント、au WALLETポイント、Tポイントと大手3キャリアにはそれぞれポイントサービスと連動しています。
契約していた時は毎月の利用金額やキャンペーンに合わせてポイントが貯まっていましたが、別キャリアへと移れば貯まっていたポイントはMNPの有無関係なく消滅します。

幸い、先にポイントを使い切ってから解約する使い方は可能なので無駄にならずに済ませられます。
キャリアサービス以外にも提携サービスやサイトがあるので万が一使い切る前に消滅したとしても集め直しはしやすいです。
しかし、今あるポイントを引き継げない事に変わりはないのでポイントを無駄にしたく無ければMNP前に使い切る等の対策をしないといけません。

端末代が残っていれば全額支払いの義務も生じる

MNPで気をつけたいのは電話番号以外のデータ引き継ぎが出来ない事に加えて、今使っている端末代の請求もです。
最初から一括払いや中古で端末を購入等既に支払いが済んでいる人には無縁ですが、端末の分割払いを現在進行系で支払っている人には死活問題とも言える問題です。

MNPのサービスは今使っているキャリアを解約する事前提のサービスです。
キャリア契約中なら端末代は携帯料金と一緒に24回払い、約2年の支払いで終われるようにしています。
しかし、支払いが途中の状態で解約した場合は残りの端末代は基本的に一括に纏めて最後の利用月の携帯料金とのお支払いになります。

大手キャリアでは一括が無理なら分割払いを継続して残りの支払いも可能ですが、万が一支払いに支障が約3ヶ月以上発生した場合は遅延や滞納者としてブラックリストに登録されます。
一度登録されると支払いが完了した状態でも約5~10年は新規のローンやクレジットカード作成にも支障が出る程のデメリットを受ける事になります。
MNPをする際には残りの端末代の支払いの事も計算に入れておかないといけません。

特に契約更新月以外でMNPして解約したら、契約解除料の違約金も発生して余計に出費が増えてしまう事もあります。
違約金に関しては2年契約で9,800円、1年契約で3,000円(どちらも税抜)で設けられています。
出費を極力抑えたい人は契約更新月や満了月に合わせてするしかいけないので、契約更新月の2ヶ月以内にMNPを済ませなければいけません。

MNPは有効期限がある

MNPは取得自体は先程解説した通りキャリアショップかキャリアのHPで可能ですが、MNP取得を出来ても有効期限内に乗り換えが出来無ければ無効になります。
どのキャリアも最長で14日、MNP発行から約2週間以内にキャリアへと乗り換え無ければいけません。
MNP発行だけでは解約にはならず、MNPを使ってキャリア契約が成立した時に今のキャリアは解約となります。
14日過ぎたら発行してもらった物は使えなくなるので、乗り換えの意思が無くならない限りは新規に発行し直すしかありません。

MNP自体にも費用は発生する

MNPを発行するのは簡単ですが、無料で発行してくれる訳ではありません。
ドコモ:2,000円(税抜)
au、ソフトバンク:3,000円(税抜)
以上の金額がMNP転出手数料として発生します。
その際の手数料は現在のキャリアの最後の請求月に利用料金や端末代の残りと一緒に請求されるので、個別に手数料を支払う必要はありません。

そして、乗り換え先のキャリアでもMNP新規契約手数料が発生し、こちらでは新規契約手数料として3,000円(税抜)が発生します。
支払いは初回支払の際に利用料金と一緒に支払う事になるので個別に手数料を支払う必要はこちらにもありませんが、転出手数料と合わせて約5~6,000円の支払いが発生します。
MNP発行してから14日以内に契約できれば問題ありませんが、14日過ぎれば無効となり発行手数料も無駄になるので発行したら早めに契約しましょう。

まとめ

「引き継ぎができるのは電話番号だけで、メール等のキャリアサービスやコンテンツのデータは不可」
「MNP発行したら14日以内に契約しないといけない」
「発行から契約解除、新規契約までどちらにしろお金は発生する」
MNPが注意する点は基本的にこの3つと覚えてもらって問題はなく、MNP発行予約に関してはあまり注意するべき事はありません。

理想としては端末代を先に支払い終えて契約月の2ヶ月以内にMNPを行うのが出費も少なくトラブルのリスクも少なくてオススメですが、最低でも支払いだけは怠らないように必ず支払いましょう。
特に端末代の一括返済で怠ってしまうと今後の人生に悪影響を及ぼす可能性が高いので尚更です。

MNPが原因で泣きを見る事が無いように金銭面は特に注意しておきましょう。